せともの祭り(校長)
- 公開日
- 2007/09/10
- 更新日
- 2007/09/10
校長先生メッセージ
今日は下の運動場で集会。ここは運動会の集合場所でもあります。これから、自分たちの縦割り班で集合する場所にもなりますので、素早く集合できるように早く位置を覚えてください。
さて、先週の8,9日の土曜、日曜日にせともの祭りが開かれました。見に行った人はどのくらいあるでしょうか。(手を挙げて確認。)たくさんの人がいっていますね。このせともの祭りは、この瀬戸の町を全国的に陶器の町として知られるまでにした 磁祖 加藤民吉の偉業をたたえた祭りとして続いています。日本では陶磁器のことを「せともの」とよぶほど瀬戸の焼き物は有名で、日常使う茶碗のような食器などの代名詞にもなっています。瀬戸の町の陶器作りが盛んになる基礎を作ったとされるのが民吉です。瀬戸に住んでいる以上は、この加藤民吉という人の名前は是非とも覚えてほしいと思います。
民吉は江戸時代に生きた人なのですが、当時技術が進んでいて、すばらしい作品を作っている九州の有田へ修行に行きました。そして、非常に苦労を重ね、修行を積んで進んだ技術を身につけ瀬戸に帰ってきて窯を作り、広めていった人です。ちょうど今年が、この瀬戸の町に修行を終えて帰ってきて200年目になるそうです。この人がいなかったら、この瀬戸の町は陶器の町として栄えてはいなかったでしょう。このせともの祭りは今年で76回目。毎年50万人くらいの人が訪れています。せともの祭りの日には、必ず1日は雨が降ると言われていますが、めずらしく降りませんでした。萩山小学校の皆さんが多くのイベントに参加してがんばっている姿もありました。
ノベリティ・こども創造館では、皆さんが1学期に作った粘土作品が“子ども陶芸展”の中で展示してありました。せともの祭りが終わっても、10月5日まで展示されていますので、機会があれば見に行ってください。
いよいよ運動会の練習も本格的に始まります。一生懸命に取り組んで、9月30日の当日には自分はがんばったんだという結果を出してほしいと思います。