七夕の日にそうめん?(校長)
- 公開日
- 2007/07/09
- 更新日
- 2007/07/09
校長先生メッセージ
先週の土曜日は7月7日、七夕の日でした。織り姫と彦星が1年に1度だけ会える日ですね。その日に笹飾りといって、笹の枝に願いを書いた短冊をつるせば、その願いは叶うともいわれています。1階の廊下にも笹飾りが飾ってあり、1、2年生やひまわりさんなど、みんなの願いがいっぱい書いてありました。字や絵が上手になりますように、たくさん泳げるようになりますように、友達がたくさんできますように、一輪車がうまく乗れますように、家族が元気で、仲良しでありますように、などと本当にたくさんの願い事が書いてありました。皆さんの行いがこれからもよければきっとその願い事は叶うと思います。
毎月給食の献立表が配られますが、その中に一口メモというコーナーがあります。7月3日(火)の献立覚えていますか?そうウナギの蒲焼きとそうめん汁でした。一口メモに、なぜそうめんなのかという理由が書いてありました。本来は、7月7日の献立でしたが、土曜日で給食がないために都合で火曜日の献立になったらしいのですが、そこには、七夕は、織物の糸になぞらえて、そうめんを食べる風習がありますと書いてありました。先生は、そんな風習があるとは全然知りませんでした。
調べてみると、七夕の日にそうめんを食べると大きな病気にならないという言い伝えがあるとか、一口メモのように、そうめんはおりものの糸によくにているから糸のことを指すとか、そうめんを天の川にみたてているとか、いろいろな説があることがわかりました。でも、そうめんを七夕の日食べるとよいというのは初めて知ったことです。知らないことが結構多いと感じました。
そうめんは、奈良時代に中国から伝わり、位の高い人々の間では七夕のお供え物とされていました。また、そうめんの原料は小麦ですので、消化がよく、栄養もあるので夏の暑い日の食欲がないときには好んで食べられています。
麺類は先生もとっても好きな食べ物です。
ちなみに、7月7日の土曜日にそうめんを食べたという人はいるでしょうか。