梅雨の雨は大切(校長)
- 公開日
- 2007/06/25
- 更新日
- 2007/06/25
校長先生メッセージ
今日はとっても集合した後の態度がよかったですね。多くの人が集まるときには、自分の気持ちを集中し、口を閉じて、話す人の目を見て聞くことが大切です。これからも、しっかりとできると良いですね。
先週、梅雨のことについてお話をしました。でも、晴れる日が多くて、あまり雨が降りませんでしたが、週末にたくさん雨が降りました。雨が降らないことは、みんなにとっては外で思いっきり遊べ、とってもいいのですが、私たちの暮らしによくない影響が出てきては都合が悪いですね。テレビを見てたら四国のある県は、雨が少なくて、川の上流のダムの底から沈んでいた昔の町役場が見えてきたというニュースをやっていました。水が蓄えてあるダムの水がなくなってきて、家庭で使う水の量も制限し始めています。これから、お米を作っている農家の人は特に水が必要です。お米の稲は水が少なくなると枯れてしまいます。もし仮に、これからあまり雨があまり降らないと、どうなるのか。先生は、今から13年ほど前の出来事を思い浮かべました。平成6年のことです。皆さんはまだ生まれていませんが、この瀬戸市でも空梅雨といってほとんど雨が降りませんでした。山奥のダムの水もほとんどなくなってしまい。プールにも入れず、水道の水も1日に1時間とか2時間しか出ないという日が続きました。水が水道から出るときに、バケツなどいろいろ水をためておくことができるものに水をためました。でも、蛇口から出る水は、チョロチョロ程度です。飲み水にも飲みたいときに水が飲めず、本当に大変な思いをしたことがあります。水のありがたさを痛感しました。もちろん、花にも水をやれなくてほとんどかれてしまいました。稲も枯れ、お米も収穫できずに外国からお米を輸入したくらいです。瀬戸市だけでなく日本の大半の地域が水不足だったのです。その上、猛暑で39度以上の日が何十日と続きました。おうちの大人の人ならたいていそのころの様子は覚えて見えると思いますので、一度聞いてください。
当たり前に水道の蛇口から出てくる水ですが、大切に使わないと、いつどんなときに水不足になるとも限りません。家庭でも無駄使いをしていないか考えて見ましょう。水も大切な資源です。