学校日記

学校の行事は何のために行うの?(校長)

公開日
2007/05/28
更新日
2007/05/28

校長先生メッセージ

 今週末で6月になります。1学期も半分が過ぎたことになります。6月1日は、衣替えといって吹くが夏服に変わる日になります。5月はまだ時々寒い日があり、毎日半そでとはいきません。でも、6月からは毎日が半そでで大丈夫なくらい気温が上がってきます。夏が本格的に始まりますね。
 先週は、5年生の野外活動が終わりました。6月中旬には萩山ラリーがあります。今までに学年ごとに遠足や社会見学など学校の授業以外で行う活動が数多くあったと思います。5年生の野外活動は定光寺の野外活動センターで1泊2日、テントの中でとまって2日間いろいろな活動をしました。友達と協力して活動する大切さをみんなで学んできました。この経験を今後の学校生活で生かしてほしいと思います。
 今日は、野外活動のように学校からはなれて外に出て行う行事についてお話をします。各学年とも、社会見学、遠足、修学旅行など学年によっては内容が違いますが、学校の外に出て行う行事はこれからもたくさんあります
そのめあてには大きく2つのことがあります。
①実際を自分の目で確かめてくること
②学校外での行動が、いろいろな人に迷惑をかけない態度で協力してしっかりととることができるか
 の2つです。
 社会見学、修学旅行などは、教室で勉強してきたことを実際の場所にいって目で見て確認してくるのが大きな目的となります。昨年も各学年で、瀬戸市内やそのほかの町などに出かけましたね。もう1つの目的は、学校以外の場所で、ほかの人に迷惑をかけない行動が取れたかということ。つまり社会の中でのルールやあいさつがしっかりとできたり、守れたりと学校で学習してきた成果を実践する機会です。学習したことがぜんぜんできなければ、学校で勉強してきた意味がありません。多くの人に迷惑をかけてしまったり、しかられたりということでは話になりません。
自分が出かけるときに、この行事は何のために学校の外に出かけるのだろう、何を学んでくるのだろう、などとしっかり目当てを持っていけば、身につくものも大きいと思います。ただ、学校と違うところにいけたからうれしかった。だけではいけませんね。