春よ来い 1
- 公開日
- 2013/03/04
- 更新日
- 2013/03/04
萩山小で見られる風景
校門には,大きな桜の木が対であります。
桜についてこんな記事をみつけました。
春に咲く桜の花芽は,前の年の夏につくられます。それ以上,つくられることはありません。その後,「休眠(きゅうみん)」という状態になります。休眠した花芽は,一定期間,低温にさらされることで,眠りからさめ,開花の準備を始めます。これを「休眠打破(きゅうみんだは)」といいます。休眠打破には,秋から冬にかけて一定期間,低温さらされることが大切です。
春をむかえ,気温の上昇にともない,眠りから覚めた花芽は成長します。気温が高くなるスピードにあわせて,花芽の成長も加速します。成長のピークをむかえると「開花」することになります。
このように,桜の開花は,秋から冬にかけての気温と春先の気温に,大きく関係しています。
サクラは,四季のある美しい日本の国で進化した植物なのです。
萩山小学校の桜,今年はいつ開花するでしょう。校門の桜の枝についた花芽の一つを写真におさめました。
さてこれからどのようにふくらみ花をつけるでしょう。楽しみです。
さて,今日の朝はとても寒かったです。2枚目の写真は,桜の木の下の地面の様子です。地面の下から針のように細い氷の柱がいくつも立って,地面を盛り上げていました。
きっと,子ども達もお父さんやお母さんもやったことがあると思います。踏んでみるとサクサクして気持ちよいですね。
「霜柱(しもばしら)」といいます。どうやってできるのでしょう。これも記事をみつけました。
寒い日に地表の水分を含んだ土が凍り,その後,凍っていない地中の水分が毛細管現象で吸い上げられますが,地表に達すると冷えた空気により冷やされて凍ることを繰り返し,細い氷の柱がいくつもできあがります。
もう3月です。霜柱のできる日も減り,春の草木が次々と花をつけることでしょう。
時には立ち止まって,ぜひ,たくさんの春を見つけてみてください。