いま学校では(校長)
- 公開日
- 2006/11/13
- 更新日
- 2006/11/13
校長先生メッセージ
秋も本番。葉っぱも、赤や黄色の色が目立ってきました。朝の気温も、10度以下になる日も出てきそうです。朝晩がとっても寒くなってきました。手袋をつけてきた人もいましたね。でも昼間は、例年になく暑い日が多いです。自分で服を脱いだり、着たりして調節して健康管理に注意してほしいと思います。
今日は、いじめについて少し話をします。今、全国的にいじめが原因で小中学生の人が自らの命をなくしてしまう事件が起こっています。みなさんはいじめをすることは許されないこと、悪いことであることを知っていますね。全部の人が知っているはずなのにいじめはなくなってはいません。これはどうしてでしょう。
いじめには悪口を言うなどの言葉のいじめ、無視をする、仲間はずれにするなど態度からのいじめ、暴力を振るう身体的ないじめなどが代表的なこととして言われています。いじめている人は、1人では悪いと思っていても、それが2人、3人と増えていくと、ほかの人がやっているからと悪いと思わなくなってしまいます。もちろんいじめられている人の気持ちなどぜんぜん考えていません。それで平気でいじめをしてしまいます。テレビの番組でも同じことを言っていました。それで、いじめはいつまででもなくならないと思います。
では、反対にいじめられている人の気持ちを考えてみてください。とっても苦しくて悲しい気持ちで心の中はいっぱいだと思います。誰にもその気持ちを相談できず、1人だけで悩んでいるでしょう。
そこで、皆さんにお願いがあります。いじめている人を見たら、声をかけてください。”いじめちゃいけないよ“と、いじめられている人を見たら”だいじょうぶ?“とそっと声をかけてあげてください。今は皆さんの周りや萩山小学校ではいじめはないかもしれませんが、これから起きてくるかもしれません。そんなときには、ぜひとも、たくさんの人が、声をかけていってください。
人は誰でも、楽しく、安全に生きていく権利を持っています。その楽しく、安全に生活していく権利を奪うのがいじめです。萩山小学校の誰もが、楽しいといえる学校にこれからもなっていくためにも、いつまでもいじめのない学校にしていってほしいですね。