修学旅行を終えて
- 公開日
- 2018/10/31
- 更新日
- 2018/10/31
校長先生より
修学旅行が終わって今朝の気分はどうですか。校長先生は昨日ぐっすり眠って、今とってもさわやかです。
さて、修学旅行前にした二つのお願い「本物を見る」「思い出づくり」はできたでしょうか。
まず、本物を実感できたでしょうか。東大寺、法隆寺、二条城など本物を見学することはできましたね。校長先生は昨年も見学しましたし、プライベートで何回も見たことがあったので、それほど感動することはありませんでした。しかし、生まれて初めて見たときは圧巻でした。みなさんはどうだったでしょうか。
次に、狂言も実際に鑑賞し、体験までできました。あの「はーっ、はーっ、はーっ、はーっ、はー」という小笑い、中笑い、大笑いはすごい迫力でしたね。家に帰って早速「はーっ、はーっ、はーっ、はーっ、はー」とやってみました。すると、「それって狂言でしょう」とすぐに当てられてしまいました。かなり独特な表現なので印象に残っていたのでしょう。
さらに、外国からの観光客や京都に住んでいる人々とふれあうこともできました。旅館の女将さんとの出会いが忘れられません。女将さんは「修学旅行は勉強するところだ。しっかり話を聴いてメモをしなさい」と何回もおっしゃっていました。旅館の人が普通はこんなお説教はしません。しかし、ここの女将さんの「せっかく京都に来たんだから勉強しろ」という熱い思いが伝わってきました。こんな名刺を女将さんからいただきました。「ありがとう」っていい言葉ですね。
他にもいろいろなことに感動したでしょう。感動は人それぞれちがっています。しかし、これらの感動が二つ目のお願い「思い出づくり」につながるのではないでしょうか。校長先生は、今までの修学旅行の中で最高の思い出をつくることができました。多くの人に感謝したいです。
平成30年10月31日
瀬戸市立下品野小学校長
浅井 大司