2学期始業式
- 公開日
- 2008/09/02
- 更新日
- 2008/09/02
校長先生より
9月1日(月)暑くて長い夏休みが終わり、いよいよ今日から2学期が始まりました。朝の登校時の様子を見ていると、元気にあいさつする子もたくさんいましたが、全体的には、まだ、夏休みモードが見受けられました。徐々に生活のリズムが戻るよう、学校でも声をかけていきたいと思っています。
始業式では、次のような話をしました。
「今年の夏は、北京オリンピックがありました。204の国や地域が参加して、17日間熱戦が繰り広げられました。皆さんの中にもいろいろな競技をテレビで見て応援していた人が大勢いたと思います。どの国のどの選手も4年に1度のオリンピックを目指して練習に励んできます。超一流の選手達が集まるので、その中で、メダルを取ることは、並大抵ではありません。(中略)メダリストたちのインタビューの中で、女子ソフトボールのエース上野由岐子選手の『あきらめなかったから夢がつかめた。』という言葉が心に残っています。ソフトを始めたのは、小学生時代、自宅の車庫で、ストライクゾーンをくりぬいた板をめがけて毎日投げ込んでいたそうです。オリンピックの金メダルは、そんなどこにでもある身近なところから始まるのです。…」そして、
上野選手から子どもたちへのメッセージを紹介して2学期の始業式の言葉としました。
『努力は、人を裏切らない。自分のたてた目標に向かって、頑張り続ければ、結果はついてくる。夢は必ずかなう。』メダルをとれなかった人達の言葉にもジーンとくるものがありました。それは、「メダル」という結果でなくても、その選手にとって精一杯やった悔いのないものであれば、「爽やかな笑顔」で答えることができるということです。皆さんにも、そんな生き方をしてほしいと思います。