学校日記

12/4 人権について考えよう

公開日
2017/12/04
更新日
2017/12/04

校長先生より

 今日から1週間は人権週間と言って「人権についてみんなで考えよう」という1週間です。「人権」というと何だかむずかしいような気がします。その通りです。人権について詳しく知ろうとするととってもむずかしいことです。今朝は、人権についてほんの一部だけを例を交えてお話しします。
 まず、男女の差別についてです。みなさんは男の子と女の子を区別しますよね。今、この集会も男女1列ずつで並んでいます。これは、区別です。しかし、男と女というだけで差別されることがあります。男と人と女の人がまったく同じことをして働いてももらう給料が男の人の方が多いという会社があります。また、課長や部長に男の人の方がなりやすいという会社もあります。これは差別です。
 次に、障害のある人に対する差別もあります。「あの人は目が見えないから」「あの人は耳が聞こえないから」とじろじろと変な目で見るのは差別です。
 かなり男女差別や障害のある人の差別は少なくなってきていますが、完全になくなってはいません。
 他にも人種や家柄による差別、高齢者に対する差別などたくさんあります。太っている、メガネをかけている、左利き、背が低い、こんなことで差別していることもあります。みなさんの学級にはありませんか。いろんな見方ができる人はみんなの味方になれる人です。もしも差別を自分がされたらと相手の立場で考えることが人権尊重の第一歩です。
 ぜひ、各学級で、朝の会や帰りの会でもいいです、道徳や学活の時間でもいいです、時間を見つけて話し合ってください。