学校日記

7/3 「前へならえ」は前にならうだけじゃない

公開日
2017/07/03
更新日
2017/07/03

校長先生より

 まず、DVDを観てください。1分30秒しかありませんから、集中して観てください。
  (DVD視聴)
 このDVDは日本体育大学が行った集団行動の演技です。誰一人乱れることなく整然と行っています。どうしたらこんなに整然とできると思いますか。少し考えてみてください。
  (間)
 いろいろな理由が考えられますが、校長先生は、「周りのことを気にしている」ことがあると思います。例えば「前へならえ」という号令がかかったとします。そのとき、手を前に上げてたての列をまっすぐにします。1、2年生やってみましょうか。
  (1、2年生)
 いいですねえ。しかし、そのときにたての列をそろえるだけではなく横の列も気にしなくてはいけません。できるかなあ。3、4年生やってみましょう。
  (3、4年生)
 すばらしいです。たても横もそろっていますね。しかし、それだけではまだ、足りないのです。「なおれ」の後の指先がピンピンになっていなければなりません。自分を見る人を気にするということです。5、6年生やってみましょう。
  (5、6年生)
 すごい。「前へならえ」という簡単な号令ですが、前、横、周りといろいろと気にしなければなりません。周りを気にするというと5、6年生が行っている無言清掃もそうですね。自分だけではなく、ちょっと周りのことを気にしてみてください。今まで気がつかなかったいろいろなことに気づくことができるでしょう。

           平成29年7月3日
         瀬戸市立下品野小学校長 
               浅井 大司