学校日記

エイズについて〜性教育〜

公開日
2007/12/03
更新日
2007/12/03

校長先生より

 12月3日(月)5時間目が始まる前、養護の中崎先生が6年A組で「エイズ」の授業を行うことを耳にしました。それは、是非見せてもらわなくてはと、急ぎ6A教室に行きました。
 黒板には「エイズを正しく知ろう!」と書かれていました。12月1日が「世界エイズデー」ということもあり、この時期を選んで、毎年、6年生対象に行っている授業です。間違った知識や偏見を少しでも正していこうという中崎先生の意気込みが伝わってきました。原因は、HIVウィルス、エイズに罹ると、「体を守る力が弱くなる」「人から人にうつる」「感染すると治らない」「正しい治療をしないと死ぬ」という説明からはいりました。感染してから発病するまで約10年かかること。症状は、体重減少や発熱、下痢、疲れやすい等で、あまりはっきりしないこと。でも、HIVウィルスは、熱にも水にも空気にも大変弱いことも話していました。どうすることで、感染するのか、子ども達は真剣に聞き入っていました。そして、実際のエイズ患者の書いた手記を読んで聞かせ、世間が作り出した偏見が、沢山のエイズ患者を苦しめていることも話していました。早いようですが、子ども達の体の成長は早くなっています。今のこの時期に教えておくことは、大事なことだと改めて感じました。