学校日記

11月22日(木)の朝

公開日
2007/11/22
更新日
2007/11/22

校長先生より

 ここのところ朝夕がめっきり寒くなりました。が、登校時の「おはようございます。」の子ども達の声はますます元気に大きく響いています。朝の校庭はどこを見ても「元気、元気…」。朝から沢山の「元気」をもらって得した気分になります。その中の一つを紹介します。
 運動場の南側のスタンドの前で、3年生の男の子達のグループを見つけました。側に行って何をしているのか尋ねると「誰が一番遠くへ投げられるか、競争してるんだよ。」ということでした。以前は砂場だったと思われる長方形の木枠があり、そこに、ちょうどうっすら霜が降りていて、白線をひいたようになっていまいた。そこをうまく利用して遊んでいました。「先生も投げさせて欲しいな」と言うと、すぐにボールを渡してくれました。ボール投げは苦手で、すぐ近くで落ちてしまいましたが、「先生、すごく飛ぶじゃん」と言って褒めてくれました。なんだか温かい気持ちになりました。「誰が一番飛ぶのかな」と聞くと「虎太郎くん」と返ってきました。カメラを構えていたら、私の前をはるかに超えて飛んでいきました。みんな「すご〜い」と声をあげました。「せっかくだから、巻き尺で測ってみようう」と提案し、計測しました。36メートル60。「虎太郎くんは野球部なんだよ」と教えてくれました。将来のイチローを見た気がしました。他の子にも「自分の記録を測って、記録更新できるといいね。」と言い残して、その場を去りました。始業のチャイム(音楽)が鳴るまで、交代で投げたり測ったりする姿がみられました。



校内では、生活の目あてを毎月決めて指導していますが、今は「あいさつ運動」と「廊下を走らない運動」を進めています。