学校日記

米作り〜脱穀に挑戦〜

公開日
2007/10/17
更新日
2007/10/17

校長先生より

 稲刈りをしてから2週間経ちました。稲架(はざ)に架けた稲穂も随分乾きました。いよいよ脱穀です。脱穀機はどこに?探せばあるものです。下品野小学校の資料室には、昔の古い「足踏み脱穀機」が保管されていました。果たして動くのかどうか、心棒が折れていたので、教頭先生が太い針金で修理してくれました。電動ではないので、くるくる回れば大丈夫だと判断し、田んぼまで車で運び込みました。田んぼでは、電動の脱穀機が近所の方(波多野さん…今回の米作りでは、いろいろと教えて頂いたり、水の管理をして頂いたりしています)のご親切で用意されていました。今回の脱穀は、米作りプロジェクトチームが行う予定です。事前の準備を兼ねて、午前中に電動と足踏みの両方を経験しようと、教頭先生と二人で出かけました。途中で、校外学習に出かける1年生が脱穀の様子を見学に来てくれました。電動のスピードに感嘆の声が出ました。そして、足踏みの方は、足踏みミシンの要領で、先に手で回転させてから稲の束を置き脱穀することを、自分の目で確かめました。1年生の担任も初体験で緊張気味でした。私も教頭先生に背中を押されて恐る恐る挑戦しました。やればできるものです。古人の知恵を体感しました。