米作りに挑戦〜田おこし〜
- 公開日
- 2007/05/22
- 更新日
- 2007/05/22
校長先生より
本校の「総合的な学習」のテーマは「ふれあってぽかぽかハートを育てよう」です。子どもたちが、直接「見て、聞いて、触れて、汗を流して」学習を深めさせるのがねらいで、学年に応じた活動を進めています。その中の一つが「米作り体験」です。きっかけは、昨年、韓国米の種籾をいただいたことです。今年はそれを育てる計画をしていましたが、うまく発芽せず、どうしようかと考えあぐんでいたところ、田んぼをお借りすることになっていた江尻さん(本校PTA委員)から「日本のうるち米で、子どもたちに体験させてはどうでしょうか」と温かい言葉をかけていただき、5・6年生で取り組むことにしました。田んぼは、学校裏にある落合川を渡った所にあります。5月16日(水)の授業後、9名の5年生が田おこしに参加し、翌日、5年A組全員が素足で地ならしをしました。私も田んぼに入るのは初体験で、農作業用の長靴を履き、いそいそと出かけました。田んぼは思ったより深く、膝まで沈み、鍬を振り下ろすことも、向きを変えることもままならず、わずか1時間あまりの作業でしたが、後日足腰がガクガクでした。それに比べ子どもたちは、泥の中で草取りをしながら、アカガエルや、タニシなどをつかみ、大はしゃぎでした。泥んこの中で、つかみ取ったものは、そればかりではないはず、米作りは今始まったばかりです。