学校日記

3学期始業式

公開日
2011/01/07
更新日
2011/01/07

校長先生より

 1月7日(金)いよいよ今日から3学期が始まりました。体育館での始業式では、こんな話をしました。
 …年の初めに、こんな諺を紹介します。諺というのは古くからの言い伝えで、昔の人の知恵や教えが詰まっているものです。『一年の計は元旦にあり』その年の計画は、元旦(一月一日)の日に決めるべきであると、言われてきました。1年分の計画や予定を決めるということではなく、「自分にとってどんな年にしようか、したいのか」を決めるということです。…ここで、蝶の話をしました。…卵からかえった幼虫は、青虫となり、何度も脱皮をしながら大きくなり、やがては美しい蝶となって飛び立ちます。皆さんは、蝶にたとえるなら今はアオムシの時代。アオムシだって、ただキャベツの葉っぱを食べているだけでなく、敵から教われないよう葉の陰に身を潜めて自分の身を守ることを覚えます。いろいろなことを経験して、大きくなっていきます。皆さんも、1年ごとに脱皮をしていかなくてはなりません。そのためには、「めあて」を持つことです。何も考えずにただなんとなく過ごしていては、脱皮できません。「めあて」はたくさん要りません。一つだけでいいのです。その代わり、1年がかりでなし遂げられるようなことを考えてくださいね。…
 次に『一日の計は、朝にあり』を示しました。今日一日をどんな一日にするのか、朝起きたときに決めるのです。そうすると、不思議とやる気が出てきて、その日がとてもいい日になると思います。…   最後に先生も子どもたちも全員で、「今年1年よろしくお願いします」と元気な声で挨拶しました。