学校日記

戦争体験の話〜2月5日〜

公開日
2010/03/03
更新日
2010/03/03

校長先生より

 3年生は社会科で「昔のくらし」について勉強しますが、実際、戦争を体験された人から、昔の話を聞かせていただくのは初めてです。講師は以前、本校で教鞭をとってみえました水野美智雄先生です。先生は、現在74歳になられます。先生自身の子供の頃の貴重な写真を見せながら、戦時中の暮らしや、空襲に遭ったときのこと、防空壕のことや、貧しい食生活のことなど話していただきました。「紙芝居のおじさん」の扮装をして、手作りの紙芝居(切り絵)をもって話が展開していきました。昔の子供たちは、兄弟も多く、上の子が下の子の面倒をよくみて、仲良く上手に遊んでいたことも話されました。その部分は、下品野の子どもたちも同じだと思いました。3年生は、この勉強の後、実際に昔の暮らしの体験学習を行いました。洗濯機のなかった頃の「手洗い洗濯(洗濯板を使って)」と、新聞紙をちぎって濡らしたもので、窓ガラスを一人1枚ずつきれいに磨きました。