「先生!いいもの見せてあげる」
- 公開日
- 2009/01/21
- 更新日
- 2009/01/21
校長先生より
「おはようございます。」の声が,朝一番の活力になります。いつからでしょうか,自然に子どもたちの方から言ってくれるようになりました。最近は,一つ注文を付けて「必ず相手の顔を見てあいさつしようね。」と教えています。心をつなぐ大事なことですから,相手の顔を見て目と目が合うことが,大切だと思っています。今朝は,「寒い
ねぇ」と1年生の子に声をかけたら,「先生いいもの見せてあげるから,こっちへきて
」と誘われました。一緒に行くと,その時始業の音楽が鳴り始めました。4人の女の子たちは,困った顔して「放課になったら見せにいくからね。」と言ってわかれました。
「いいもの」とは,「ブランコの下に張った氷」でした。2時間経つと氷が解けてしまうといけないからと考え,紙コップに細かく割った氷を保管してくれていたのです。校長室の窓の外に可愛い4人の顔が覗いていました。手には朝見せたかった氷がありました。この気持ちがとてもうれしくてお話ししました。