学校日記

4/24 子どもたちの学習・生活の保障を

公開日
2020/04/24
更新日
2020/04/24

校長先生より

 臨時学校休業日が5月6日(水)まで延長され、保護者の方々から授業が遅れることに対する心配や宿題を出してほしいという要望の声が出されました。しかしながら、全校一斉の登校日を設け宿題を課すことは新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から適切ではないと判断しました。したがいまして、次の2点を考え、
・ 特に学習がむずかしくなる
・ 子どもだけでも宿題をすることができる
5・6年生に限って、4月20日(月)、予備日4月21日(火)に5月7日(木)の学校再開後に提出する宿題を保護者の方に学校へ取りに来ていただきました。その際は、
・ 来校時間を分散させ、個別で対応する
・ 教室ではなく、来賓玄関で対応する
・ 宿題の受け渡しのみに限定し、在校時間を短縮する
・ 都合のつかない方や接触が心配な方はポストインする
など配慮させていただきました。急なお知らせにもかかわらず、好意的にご対応いただきありがとうございました。
 しかしながら昨日、臨時学校休業日が5月31日(日)まで再延長することが決定し、授業が遅れることに対する心配や宿題を出してほしいという要望の声に加えて、昨年度からの休業を合わせて3か月分の学習や生活の保障をどうするのかという抜本的な課題が発生してまいりました。
 とりあえず、1〜4年生及びあおぞら組に子どもたちに対しても宿題を保護者の方に学校へ取りに来ていただきますよう昨日緊急メールでお願いいたしました。方法等は5・6年生と同様です。この宿題も5月6日(水)までを想定しています。低学年になれば、一人で行うことがむずかしくなってきます。お家の方のお力添えを重ねてお願いします。
 5月7日からの学習・生活につきましては、文部科学省が示す
・ 学校が課す家庭学習の充実
・ 児童生徒の学習状況の把握
・ ICTの最大限の活用
・ 児童の心身の状況の把握と心のケア
を鑑み、下品野小学校の実情に合わせて展開してまいります。具体的な方法につきましては瀬戸市教育委員会と連携を密にしながら検討をしてまいります。決まりましたらお知らせいたします。また、保護者の方や地域の方からのご提案がありましたらお知らせください。家庭、地域と協働しながらこの難局を乗り越えていきたいと思います。
   令和2年4月24日
   瀬戸市立下品野小学校長
       浅 井 大 司