「ユニセフ」のビデオを見て
- 公開日
- 2008/12/05
- 更新日
- 2008/12/05
校長先生より
昨日の続きです。昨日の朝の放送で,全校に「ユニセフ」のビデオが流れました。貧しい国の子どもたちが,やせた体で食べるものもなく,その日1日をやっとの思いで暮らしているという映像でした。見終わった後,学級で話し合いをもったり,感想文を書いたりしていました。3年B組の子どもたちが書いた作文を紹介します。
ぼくは,ビデオを見て,あんなまずしいひとを見てかわいそうだなと思いました。戦争でお父さんとお母さんがころされて,赤ちゃんと女の子一人でさびしそうでした。やっぱり戦争が起きたら生活が苦しくなると思いました。まきを運んでつかれるけど,生活のために何キロメートルあっても,ぜったい運ぶんだっていうのがすごかったです。へいたいが来て,お父さんやおかあさんがころされて,ひとりぼっちで生活している人もいました。家は海の向こうに住んでたって言ってたけど,今ここがどこか女の子はまったく知りません。あのビデオは,笑顔をとっていました。あの笑顔はすごすぎて,ぼくにはあんなふうにはできません。学校に通っていた男の子がいました。ゆうしゅうな生徒だったのです。けれど,12才で学校をやめてはたらきはじめたそうです。なぜかというと,お金もなくてびんぼうになったからはたらきはじめたのです。ぼくがもしそうなったらぼくは何にもできないと思います。(中略)その人は,もう苦しい生活,がんばってはたらいたり,何か考えてやったりすることからぬけ出したいと思っていると思います。
だから,ぼくは,これからもぼ金して,その人をその生活からぬけ出させてあげたい
と心の底から思っています。だから,まずしい人たちもがんばって生き続けてください。