学校日記

1975年 芝生広場完成 昭和50年

公開日
2019/08/01
更新日
2019/08/01

下品野小の歴史

 下品野小学校のシンボルとなっている芝生広場。以下のように記録が残っています。
 「風の強い日などはたいへんな砂ぼこりである。砂ぼこり防止と低学年がはだしで遊んだり寝ころんだりできるように作り直してやろうと、PTAの方々にお願いして49年度末の芝植え時期に、芝を小さくしたものを植えた。」
 また、「ひと口に芝の苗を植えるといってもたいへんな仕事で、セメントのように固くなった運動場表面の掘り起し、中から出てきた相当量の石の処理(小石が一つあっても将来芝刈の際に機械の刃をこぼすので、何回もびっちゅう、鍬などでていねいに掘り返し徹底的に拾い出す)・客土の運搬と土入れ・水平になるように全面の土ならし・ローラーによるてん圧等苗植えにいたるまでの作業が大へんであった。そのかいあって美しく芽をふきはじめ、一面に芝が生えそろう日を児童たちも楽しみに待っている。」
 PTAも方々の苦労と子どもたちに対する愛情を感じます。(写真上、中)下の写真上左は、昭和50年当時の様子です。また、上右は今の様子です。カイヅカイブキがぐんと成長していることがわかります。卒業記念として屋外マイク施設が設置されました。今でも運動会などで有効に活用されています。
 歴史ある下品野小学校です。