学校日記

1907年 第二代・三代校長

公開日
2019/04/30
更新日
2019/04/30

下品野小の歴史

 第二代校長大野覺太郎先生、第三代校長伊藤源三郎先生について調べてみました。任期については、
初代今井校長 明治24年4月〜明治40年4月 17年1月
二代大野校長 明治40年10月〜明治41年4月 6月
三代伊藤校長 明治41年4月〜大正12年4月 15年1月
と、第二代大野校長は圧倒的に短期であり、記述もほとんどありません。写真のように第三代の伊藤校長先生を第二代校長として「第二代校長伊藤源三郎先生使用辞書」と誤記されている和英辞典が校長室に残っています。
 第三代伊藤校長については、温厚、篤実、研究熱心とされています。青年会を発起し、無給で小学4年を終えた約120人の生徒(当時は小学4年生で卒業していました)に夜、勉強を教えたことが記されています。講義の中で「為せば成る 為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の成さぬ成けり」を例に出し、何事でもやろうと思えばやれるから心をくじけないように行えと教えたそうです。後に英語で中等教員の資格を得て瀬戸の窯業学校に転勤されました。
 歴史ある下品野小学校です。