1/17 いのちをバトンタッチ
- 公開日
- 2019/01/17
- 更新日
- 2019/01/17
校長先生より
先日、いのちをバトンタッチする会の代表鈴木中人氏の講演に参加してきました。演題は「いのちの授業〜いのちを大切にする心を育む〜」でした。鈴木中人氏の長女景子ちゃんは3歳で小児がんを発症し、3年11カ月闘病しましたが、1年生のときについにいのちの炎がつきました。景子ちゃんの3年11カ月の言葉を記します。
(入院当初)
お母さん、ごめんね。私が病気になっちゃて。
お父さん、ありがとう。いつも病院に来てくれて。
(入院中期)
わたし、がんばったでしょう。注射、がまんしたよ。
せぼねの注射、痛くなかったよ。
髪の毛、生えてくるよね。
早く幼稚園に行きたいな。
(小学校入学)
友だちがいっぱいできたよ。
わたし、およめさんになりたい。
弟の運動会、応援に行くよ。
(末期)
いたいよ。
くるしいよ。
鈴木中人氏はこの言葉を聞いて、生命維持のためのチューブを抜いてもらったそうです。その体験を通して、
(1)どんなにがんばってもダメなときはダメである。
(2)今、できることを一生懸命やる。
そして、いのちを大切にする心を育まなければならないと語られました。
詳しくは「鈴木中人」で検索してみてください。