学校日記

1/15 桜切る馬バカ、梅切らぬバカ

公開日
2019/01/15
更新日
2019/01/15

校長先生より

「桜切るバカ、梅切らぬバカ」とは、庭木の剪定法をいったことばで、桜は枝を切るとそこから木材腐朽菌が入ってだんだん枯れていきます。前日、桜の剪定をしていただきましたが、太い枝を切ったときは、切り口にはペースト状の保護剤が塗ってあります。梅は枝を切らないとむだな枝がついてしまいよい実がつかないので切ったほうがよいとされることからいわれることわざです。
 梅と桜はともにバラ科サクラ属の落葉広葉樹ですが、それぞれの特徴や性格があり、その特徴や性格に合わせて世話をしないとうまく育たないという戒めでもあります。
 この言葉は人間にも当てはまります。学校教育や家庭教育でも、子どもに対して桜のように自由に枝を伸ばしてあげることが必要な場合と、梅のように手をかけて育ててあげるのが必要な場合があります。