7月5日(金)
- 公開日
- 2013/07/05
- 更新日
- 2013/07/05
校長日記
7月8日(月)発行の「幡西だより」に次のような一文を寄せました。
地 域 に 支 え ら れ て
毎年四月中旬から、五年生の米作りが始まります。稲を種から育て、代掻き、田植え、かかし作り、稲刈り、はざ掛け、脱穀、餅つきの一連の作業を体験します。この活動は、地域の農家の方に指導していただいています。子どもたちは、米作りのメイン作業を体験し、日常の田の管理は、指導していただいている皆さんが行ってくれています。
六月下旬、本校の二年生が校区の坂上町地内にある「本地の郷」でエコパーク活動(ビオトープで子どもたちが池や川に入って、どろんこになりながら魚やザリガニを捕まえ、半日過ごす自然体験活動)を行います。「本地の郷」は、本地地区の「本地の将来を考える会」の事業の一つです。地元住民が自然と親しむやすらぎの場を作ろうということで始められました。幡山西小学校二年生もここを使わせていただき活動しています。ビオトープは手入れをしないと荒れてしまいます。児童が使う前に、「本地の将来を考える会」のメンバーの皆さんが、草刈りや池の浚渫作業を行い、当日は、子どもたちの安全を見守ってくださいます。
これ以外にも、本校では、各学年が、地域の方の協力により、地域を学習の場として様々な活動を行っています。
また、幡西地域防犯ボランティア連絡協議会と図書ボランティアの活動も特筆すべきものです。防犯ボランティアは、平成十八年に発足しました。現在五十二名の登録者がおり、毎日児童の登下校の安全を見守っていただいます。校区の広い本校にとっては心強い存在です。また、図書ボランティアは、保護者を中心に現在二十四名の方に登録していただいています。本の修理、貸し出し、読み聞かせ活動を行っていただいており、図書室が開館している間は、必ずどなたかが常駐しています。どちらも幡山西小学校の宝です。