11月28日(水)
- 公開日
- 2012/11/28
- 更新日
- 2012/11/28
校長日記
愛知県の校長会報に次のような文章を寄稿しました。
ともに歩むー地域の学校であることー
学校のある幡山地区は、校区を流れる矢田川を境に、北は振興の住宅や店舗が、南は昔ながらの水田や畑が広がっています。新旧の住民が共生する地域ですが、住民は調和し、数々の伝統行事が今も受け継がれています。
本校の子どもたちも、地域の一員として、祭りに参加し、御輿を担いだり、巫女装束で神楽を舞ったり、棒の手を披露したりと活躍しています。
学校の学習活動の場として、地域のビオトープを開放していただいたり、水田を貸していただき米作りを指導していただいたり、様々な場面で地域の皆様にご支援いただいています。
校区の広い幡山西小学校の最大の課題は児童の通学時の安心安全の確保でした。そこで、平成一八年度に地域の皆様の協力で幡西地区防犯ボランティア運営協議会が組織されました。五〇名を超える皆様にボランティア登録をしていただいたお陰で、子どもたちは安心して通学できるようになりました。ボランティアの皆様には、通学時の見守りだけでなく、大雨が降ったときなど、「○○の道が雨で冠水しているので通れません。」「△△に立って子どもたちを誘導します。」等の情報提供や通学の補助をしていただくこともしばしばです。
こうした、地域の皆様の支援に、「地域の子どもたちは地域で守り育てる」という気概を感じます。子どもたちが地域の一員としての自覚を持ち成長していくことを願い、地域の学校として、地域に寄り添った学校経営を心がけていきたいと思います。
以上。
明日はマラソン大会です。走っている子どもたちの姿を見かけたら応援してください。