9本の矢
- 公開日
- 2010/10/17
- 更新日
- 2010/10/17
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これは、地域通貨券の「もーやっこ券」。券の右上の「9本の矢」の絵に気づいている子は多いでしょう。
そして、この9本の矢のお話について、お家の人や地域の人から聞いて知っている子もいると思います。
きょうの八幡神社のお祭りでは、「9本の矢」を付けた馬が走ります。祭りに参加するとこの光景がを見られますので、ごく簡単に「9本の矢」の話を紹介します。
※幡山村昔話より
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今から450年ほど前。
戦いに敗れた山田信濃守(やまだしなののかみ)というお侍さんが馬に乗って故郷に帰る時のことです。猿投山の山頂に着いて伊勢の海に沈む夕陽を眺めていると、どこからともなく口から炎を吐く大蛇が現れ、毒をかけてきました。
お侍さんは、戦国武将の武田信玄からもらった銀鷹の10本の弓矢の中から1本を取り、大蛇を射止めました。しかし、大蛇との戦いがもとで、海上(かいしょ)の辺りで倒れてしまいました。
あくる朝、村の人が倒れているお侍さんを見つけて助けました。お侍さんは、体がよくなるまで、庄屋さんのところで過ごすことになりました。
しかし、大蛇の毒のせいか、お侍さんの体の具合はよくならず、1556年に亡くなってしまいました。
最期の時、お侍さんは村の人たちの親切に感謝して大金をおくりました。
山口村に住む村人にとってこのお金はとてもありがたく、暮らしが豊かになったそうです。
村人は、それ以来、お侍さんが残した「9本の矢」を大切にして守り、村のお祭りの時に出すことにしました。
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という話です。お祭りに参加する子は、地域に伝わる昔話として知っておくとよいでしょうね。馬の背中に、どんな「9本の矢」が飾られているでしょうか。