学校日記

夏休み27  ドングリ付きの小枝

公開日
2010/08/16
更新日
2010/08/16

グリーンウエイブ

まだ新しい葉とドングリ付きの小枝が落ちているのを見かけるようになりました。枝の切り口はスパッと切れていますが、人がやったものではなく、ハイイロチョッキリという虫の仕業です。※去年も紹介したので、幡東小には知っている子も多いと思います。

よく見るとドングリに穴が開いています。虫が卵を産みつけた跡です。穴を開ける場所は写真の部分で、これはドングリの表面が柔らかいからだそうです。

このドングリの中で、卵からかえった幼虫は中身を食べて成長します。しばらくすると、幼虫は地面に落ちたドングリから出て土の中にもぐり、さなぎになって冬を越します。そして翌年の夏、成虫になって地面から出てきます。※秋になってドングリを拾って工作をする場合は、穴の開いていないドングリを選んだ方がよいでしょうね。

実ったドングリが虫や鳥や小動物に食べられても、数が多いので心配はありません。むしろ、ドングリが他の場所に運ばれることによって仲間の育つ地域が広がるというメリットもあるのです。また、ドングリが砲弾型をしていたり、表面がつるつるだったりするのも、そういったドングリの作戦ではないかという話を聞いたことがあります。
自然界の生き物相互の関係を知るにつけ、その巧みさに感心させられます。

先日の新聞に「ナラ枯れ」のことが載っていました。「ナラ枯れ」はハイイロチョッキリとは違った虫が原因です。木自体が枯れてしまうこの怖い現象が、早く終息することを願うばかりです。